面接官の人柄が入社の決め手に。総合商社のイメージを覆す住友商事の企業風土
面接官の人柄が入社の決め手に。総合商社のイメージを覆す住友商事の企業風土
■ペルソナ:
お二人が住友商事に入社された経緯について教えてください。
■國分様:
もともとは業界を絞らず就職活動を始め、メーカー、コンサル、エンタメなどのさまざまな企業の説明会に参加しました。様々な話を聞くなかで、グローバルな仕事を経験し、事業を興せる人材になりたいという思いが強くなりました。当時の総合商社は、トレードから事業投資、事業経営に向かっているフェーズであり、グローバルに事業展開していることから、その希望を叶えられるのではと思い、総合商社を目指すことにしました。
住友商事を選んだのは、「人」に魅力を感じたからです。総合商社は面白そうだと思うものの、ガツガツした雰囲気の会社であれば自分には合わないとも思っていました。住友商事の選考では全てのフェーズで面接官の人柄が良く、無理をして自分をつくって仕事をしなくても、等身大でやっていけると感じたことが決め手になりました。
■林様:
私も就職活動を始めた時は、これと言った業界や企業は特に定まっていなかったので、業界を絞らず興味のある企業に応募していました。総合商社を志望するようになったのは、幅広い経験ができる環境があることを知り、商社であればさまざまな興味の中から自分でやりたいことが見つかるのではないかと感じたからです。
そのため、「何をするか」だけではなく「誰と働くか」も重視していました。就職活動を通して、住友商事は面接官がとても魅力的だったことが印象に残っています。いわゆる定型質問ではなく、「なぜそのときそう考えて行動したのか」など、パーソナルな部分を知ってくれようと背景や考えなどを深掘りする質問が多く、いち学生に対して丁寧に向き合ってくれる姿勢が魅力的でした。それが、一次面接だけでなく、最終面接まで一貫してその印象だったため、会社の文化として人を大切にすることが根付いているのかなと思い、入社の決め手になりました。
この印象は入社後もギャップはありません。業務上、社内のいろんな人に協力を依頼する機会や会話する機会が多くありますが、社員の皆さんが優しく協力的なので、面接時に抱いた印象どおりの社風だと感じています。
■ペルソナ:
入社後はどのようなキャリアを歩まれてきましたか。
■國分様:
最初に配属されたのは経理部です。会計、税務の観点から、さまざまな事業に関わることができ、非常に勉強になりました。その後は、アルジェリアに駐在し、日本に戻ってきてからは自動車関連の営業部署でトレード、事業投資、事業開発や国内の事業会社への出向を経験しました。
次の辞令は海外駐在だろうなと思っていたところ、人事部 採用チームにと声がかかりました。その際、当時の上司から「案件に向き合う姿勢、現地のチームや仲間と仕事を進めていく姿勢は採用チームでも活かせる」と言われました。
もともと事業会社で経営を担う仕事をしていきたいという希望もありました。「人事で採用や人材配置に関わることは、事業会社経営を担う上でも役に立つ」と後押しされ、辞令を受けることを決意しました。
■林様:
私は、入社時から採用チームに配属され、現在8年目になります。5年目の時に、新卒採用担当からキャリア採用担当に変わり、多岐にわたる採用業務に従事してきました。今後はこれまで培った企画から戦略・施策立案、実行推進の経験を活かして、異なる業務にもチャレンジしてみたいと思っています。